「話しかけられない」を、仕組みで解決する。1対1交流ワールド「NAGiSA」
「知らない人に話しかけられない」を仕組みで解決。300万Visitを生んだ交流設計とは。

VRChatで「知らない人に話しかける」難しさ
VRChatには、多くのユーザーが集まる交流ワールドがあります。
一方で、すでに出来上がった会話の輪へ入ったり、知らない人へ自分から声をかけたりすることは、初めてVRChatを訪れたユーザーにとって大きなハードルになります。
そこで、「ユーザーが頑張って話しかける」のではなく、システム側が会話のきっかけを作ればよいのではないかと考えました。
5分間、1対1で話すというシンプルな仕組み
「NAGiSA」は、ランダムにマッチングされた2人が1対1の空間で5分間会話し、時間になると次の相手へ自動的に切り替わる交流ワールドです。
大人数の中から話し相手を探す必要はありません。
その場にいる2人が「お互いに話すために来ている」という状況をシステムによって作ることで、初対面でも自然に会話を始めやすい空間を設計しました。
空間そのものの美しさだけでなく、「人と人の間に何が起こるか」から逆算してワールドを設計するという、ナギサコネクトの考え方の原点となったプロジェクトです。

累計300万Visitを超える交流ワールドへ
公開後、多くのVRChatユーザーに利用され、2026年7月時点の社内集計では累計300万Visit以上、月間約25万Visitの規模まで成長しています。
また、NAGiSAで培った「話しやすさ」「マッチング」「人が繰り返し訪れる仕組み」の知見は、その後の「つむぎ」「ひまり旅館」の開発や、企業・自治体とのプロモーションにも活用されています。
ワールドを作るだけではなく、人が集まり、そこで行動が生まれる仕組みまで設計する。
NAGiSAは、現在のナギサコネクトにつながる最初の代表的なプロジェクトです。